住宅やビル等の建物など、人々の生活や働く場所の「うつわ」を土台から作り上げることが「建築工事」。
道路や橋、トンネルなど多くの人が利用する社会インフラ施設や、ダム・堤防など人々が安全に生活できる環境を作り上げることが「土木工事」です。

「周辺で生活している人々の命と暮らしを、洪水から守るための環境づくり」が堤防除草の最も大きな目的です。
堤防除草をすることによって、精度の高い点検が実施され、堤防の状態を評価できます。それにより対策の立案を行い、維持管理対策や工事が行われます。
このように、堤防を健全な状態に維持することによって、河川周辺の生活環境が保たれているわけです。

確かに外での仕事は夏は暑く、冬は寒いです。
ですが、最近はファン付や電熱線入りのベスト・アシストスーツ等、「環境からの負担を軽減できる技術」や、遠隔操縦式除草機械やマシンコントロール重機、ドローンによる３Ｄ測量など「作業性を向上させ体への負担を軽減できる新しい技術」が開発されており、作業環境は大きく改善されています。
建設業(特に土木工事）は、公共事業として発注されることが多く、安全面は労働基準監督署や国土交通省をはじめとする発注者により厳しく指導されておりますし、建設業全体労働災害に対する意識や熱中症等を防止する意識も高くなり、ＷＢＧＴ測定（暑さ指数）を行い作業中止する基準なども設けております。つらくないとは言えませんが、法令や現場の規則を守って健康被害が起きないように配慮しています。
何よりも、半年、１年、現場によっては数年かけて、発注者、元請け、協力会社やそれぞれの技術者、作業員さん等大勢の人たちでチームを組んでアイデアを出し合い、地図に残るような仕事を完成させることは、ほんの少しのつらさに代えがたい建設業に携わる者の喜びであり、やりがいになっています。

問題ないです。
確かに、専門学科を出ていないことで技術者資格を受験できるまでの期間が長くなる等のデメリットはありますが、40年50年働く中では大きな問題ではありません。
大事なのは学歴や出身学科ではなく、社会へ出てからの学ぶ姿勢と、人間性だと思っています。